修行は必要か

たけしのTVタックルを見ました。

そこで修行は必要か否かと
テーマで討論していました。

寿司アカデミーの代表と
銀座久兵衛の2代目
以後代表と2代目と呼びます。

代表は寿司業界は年々
若手の寿司職人がいなくなってきたから、
若手の寿司職人を増やす目的でやっているとの事です。
寿司職人になるには何年もかかります。
10〜15年とか非常に長い間修行しなければなりません。
その修行が嫌で若手がいなくなる。
だからこそ合理的ですぐにできるように、
寿司アカデミーを創立した。

一方2代目は
シャリ切りで3年、
裏方で6〜8年、
マグロを握れるようになるのに8年
と非常に長い修行期間があります。
昔ながらの職人気質のある方です。
技術だけではなく、
心や動作、お客様の事も学ぶ期間だと。

もちろん両方ともの意見には賛成です。

代表の寿司業界を盛り上げて行こうという気持ち。

2代目のプロの味を求める姿勢。

この2人の寿司は全く相反するものだと思っています。

代表はより多くの人がお寿司を食べれる
大衆店を増やして行こう。

2代目は味、質、全てにこだわり、
寿司を極め
それを継承して行こうと。

私はお寿司は大好きです。
まだそんな味の違いがわからないので、
大衆店で満足してしまいます。
もちろん久兵衛には行きたいです。

大衆店がなくなっても困りますが、
久兵衛のような一流のお店もなくなるのは
悲しいです。

それぞれ寿司業界ではありますが、
それぞれの道で寿司業界を
盛り上げていってもらえたら
寿司好きの私としてはありがたいです。

でもちょっと言いたい事はあります。
寿司アカデミーで勉強した人の多くは
海外で自分の店を持ちたいと考えていました。
海外で寿司を有名にしてくれるのは
嬉しい事ですが、
寿司アカデミーでたった1年間勉強しただけで、
これが日本の寿司と大手を振って欲しくないです。
やはりそこはある程度は実店舗でも
修行をしてからその先に海外が
あるのかと思います。


私としては合理的で短期間でできる
寿司アカデミーは非常に優れていると思います。
現代のスピーディな世の中に合っています。
やはり勉強と仕事は全くの別物です。
勉強したらそれを仕事にできますか?
素人よりかはできます。
でもそこまでです。
仕事をしながら修行して、
やっと一人前になれるんだと思います。

新卒で入社したらだいたいどの会社も
新人研修ってありますよね。
でもそれって現場に出た時には
ほとんど使い物になりませんよね。
ちょっと知っている。
ちょっと取り掛かりやすい。
くらいですよね。

だから私は修行自体は必要だと思います。
10年同じ事をやって
やっとプロフェッショナルになります。
3年くらいではまだまだです。
ちょっと知ってるくらいです。

修行の中で悩み苦しみ
それを乗り越えてこそ
プロフェッショナルになれるんです。

プロフェッショナルは時間がかかるものです。
すぐになれたらプロフェッショナルの必要性ってありませんよね?
他の人がなかなかなれないからこそ
プロフェッショナルの価値が出てくるんです。

私も今の仕事でプロフェッショナルに
なれるよう日々修行します。